「孤立」について考える

【少し長い文章になります】

昨日「こども虐待防止シンポジウム」に初めて参加させて頂きました。つい先日、精神障害の方々が働く作業所の視察にも行き、ニュースからは日本とアメリカで起きた無差別殺人事件…。

何だか物思うことが多かった今週です。

色んなお話を伺って共通しているのは「孤立」をどう解決するか、という事でした。

~誰かに気にかけてもらえる~

~そして、誰かを気にかける~

身近で当たり前の事のようですが。

これを失ってしまった状態を「孤立」と呼びます。

「孤立」は視野を狭くし、思い込みを膨張させ、やがて自暴自棄になります。自分の事がどうでもよくなってしまった人は、他人の事もどうでもよくなり…やがて我が子や家族を虐待したり、無差別に人を傷付けたりするようになるそうです。

私にはありがたい事に、用事など無くても気軽に連絡出来る、逆にしてくれる人たちがいます。

何でもない事のようですが。自分が嬉しかった時、悩んだ時に真っ先に連絡したくなるのも、結局は彼らです。理由はわからないですが、ただ心をシェアしたい、そう思うのです。

虐待、引きこもり、精神障害、無差別殺人…

その裏にあるこの「孤立」をどう考えていくか…。マイノリティーの方々に寄り添った事業をしたいと起業した私にとって、これは今後も重要なテーマとなりそうです。

【長文お読み頂きありがとうございました】